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糖尿病とインスリン

糖尿病の治療にインスリンを投与している方は多いでしょう。インスリンは、糖尿病の種類や進行度にも違いがありますが、必要不可欠なものとして認知されています。では、インスリンについて少し説明をしておきましょう。
インスリンは、すい臓にあるランゲルハンス島のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンです。炭水化物の代謝を調整する役目を持ち、肝臓での糖新生抑制、脂肪の合成促進と分解抑制など多くの生理作用があります。
血糖値を下げる作用が分かったのが1901年、病理学者ユージン・オピーによって糖尿病はランゲルハンス島がダメージを受けることで発症する事が判明しています。1921年にはインスリン抽出に成功、翌年には薬として製造開始されました。1980年になると、遺伝子工学を利用して副作用が少ないヒトインスリンの生産が開始され、今に至ります。
糖尿病ではインスリンは良く使われていますが、投与されるのは糖尿病が悪化している患者さんや、1型糖尿病の場合だけだと考えている方もいるでしょう。しかし、肝炎などの感染症を起こしている場合や薬物アレルギーがある方、食事療法・運動療法をしても投薬療法で上手く血糖値が下がらない方など個々の状態によっては、糖尿病が軽度であってもインスリンが必要な事もあります。
今は血糖コントロールを良く確実なものとするためか、糖尿病早期から使用される事も多いようです。

 

 にんにく  くじら
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